9.IC 二次試験 過去問題・予想問題

論文と製図の解き方を理解したら、過去問題を解きます。


解答用紙の下準備

解答用紙の下準備は、時間的に1回しか解けなさそうな人は、切り取った用紙をそのまま使えばよいと思います。

製図を複数回解く予定の人は、解答用紙を カラーコピーする か、 トレーシングペーパーを重ねて使用する かどちらかの方法で準備します。

トレーシングペーパーは、製図用のドラフティングテープなどで留めて使います。紙に描くより鉛筆の乗りが悪く、手が汚れて図面も汚れるので、こまめに手を拭いたり、羽根ブラシで消しカスをはらったりしましょう。(試験の紙はそこまで汚れません)


勉強のコツ

おそらく・・・過去問題1回し、予想問題1回し、模試1回をやれば、十分合格できるレベルに到達すると思います。

過去問を1回しする間に

 ・解答をする順序とペース配分

 ・着彩のメリハリ

 ・知識の補充(→単語帳の追加作成)

を身につけます。


解答をする順序とペース配分


まず、論文を先に解くかどうかを考えます。人により好みがあると思いますが、私は論文から先に解くことにしました。理由は、論文で時間が足りなくなるより、製図で時間が足りなくなる方がクリティカルだと思われるからです。

論文は 深追いせず、そこそこのレベルでいいから文字数に気をつけて、自分で設定した時間内に書き切る ようにし、製図は論文に気を取られず製図の事だけに集中する ようにしました。

ただ、注意しなくてはいけないのは、論文と製図の内容がリンクしている出題パターンもあるという事。従って、論文から先に解くとは言っても、軽く製図の問題も目を通してから論文を解くことになります。


◆配分例◆

 問題全体に軽く目を通す ・・・5分

 時間配分をする     ・・・5分

 論文の問題を読む    ・・・5分

 論文の解答       ・・・ 45分

 製図の問題を読み、平面プランを作る ・・・20分

 平面図作図・見直し   ・・・50分

 立・断面図       ・・・20分

 家具図         ・・・15分

 平面図着彩       ・・・10分

 見直し         ・・・5分


製図の種類によっても配分がだいぶ変わってきます。多い組み合わせが、

「大・中・小」パターン   ・・・大(平面図)・中(展開図)・小(家具図や仕上表等)

です。このほかにも、

 「大・大」パターン    ・・・大(平面図)・大(パース)

 「大・中・中」パターン  ・・・大(平面図)・中×2(展開図2種、展開図とアイソメ等)

などがあります。(大中小は作図にかかる時間のボリュームと思って下さい)

解答用紙のそれぞれの絵の大きさが、大体の時間のボリューム比そのままになると思って下さい。そのボリュームを見て、今回の出題だとどう時間を配分したらいいか、都度考えて、問題用紙のすみっこに時間を書いておいて下さい。


下書き用紙について

試験当日の下書き用紙について、前知識が全くない状態で臨んだのでかなり不安でした。

写真掲載はNGかもしれないので、文面で書きますと、私の年は

 ・論文用の下書き用紙(20文字30行)・・・1枚

 ・平面図用の下書き用紙(S=1:50、グリッドは500x500)・・・1枚

が配布されました。

私はこれらを・・・使いませんでした。

論文用は、問題用紙の余白ににメモ(箇条書きというよりは箇条書きと下書きの中間のような文)を書き、それを見ながら解答用紙に直接記入しました。

平面図のプランはどこで練るか・・・これは、問題用紙の「現況平面図」上で行いました。ただ、いかんせんS=1:100で小さいので、大体の配置しか描けませんし、かといって下書き用紙を使うには私には時間が足りず・・・結局、現況平面図に大体の配置を描いたら、解答用紙に直接描いて家具間隔を調整するハメに。もっと紙が薄ければ、解答用紙に重ねてトレーシングペーパーのように使えるかもしれないのですが。



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