8.IC 二次試験 基礎学習

IC二次試験 準備編(テキスト) でご紹介した二冊のテキスト、製図練習帳、7mm方眼ノートを使います。

製図と論文は、並行して学習します。


論文

テキスト1冊を終わらせる間に、

 ・論文を解く時間配分を考える

 ・単語帳をつくる

ようにします。


論文を解く時間配分を考える

 二次試験の試験時間は、論文・プレゼンテーションで180分です。論文は必要最低限の時間で解き、プレゼンテーションに出来るだけ時間をあてたいので、何分で解けるか時間を計りながら学習します。

 試行錯誤した結果、私は メモだけで下書きなし、45分 で解くことにしました。

問題を読むのに5分、解答用紙に書くだけで15分くらいかかるので、時間短縮は下書きを省くくらいしか術がないのです・・・


 問題を読む(大事な所にマーキングする)

 ↓

 メモ(箇条書きと文章の中間のような感じ)を書く

 ↓

 頭の中で、全体の構成と各段落のボリュームの見当をつける

 ↓

 解答用紙に書く。書きながら全体の調整をしていく


という手順でまとめるようにしました。


単語帳を作る

 論文での知識はある程度絞られてきますが、仕上げ材や専門用語・数値など、押さえるべき用語は単語帳を作り、毎日5分で良いので目を通すようにしました。


製図

テキスト1冊を終わらせる間に、

 ・よく出てくる家具の寸法を覚える

 ・さまざまな部屋の平面図を描けるようにする

 ・展開図、パース、アイソメ、仕上表、家具図の描く手順を覚える

 ・着彩を学ぶ

ようにします。


よく出てくる家具の寸法を覚える

 ソファ、ダイニングセット、ベッドなど、様々な家具が出てきます。寸法を覚えるのは結構大変ですが、さまざまな部屋の平面図の練習を積んでいけば、自然に覚えていきます。

 とにかく、平面図を何回も練習しましょう。


さまざまな部屋の平面図を描けるようにする

 まずはテキストに従って、一回平面図を手順通りに描いてみます。すると、「壁厚は各箇所測って描くのか?」「平行線は三角定規を使うのか?」などの疑問が湧いてきます。

 そんな時に便利なのが・・・動画です。

道具の使い方、描く速さなどが参考になると思います。

「はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方」では、

 リビング・・・3

 ダイニング・・・2

 キッチン・・・1

 寝室・・・2

 子供室・・・2

 書斎・・・1

と、計11種類の平面図が出てきます。最初は描く手順を見ながらで構いません。徐々に、家具の寸法を頭に入れながら、手順を見ずに模写するようにします。時間も測りましょう。

 2回ずつは模写したい所です。毎日のウォーミングアップを兼ね、継続的に毎日一つでいいので描き続けましょう。


展開図、パース、アイソメ、仕上表、家具図の描く手順を覚える

次に頻出の図面が展開図(立面・断面図)。

 上述の平面図に対応する立面図・断面図を描く練習をします。最初は描き方のお手本を見ながら模写する感じになりますが、慣れてきたら自分が描いた平面図だけを見ながら立面図・断面図が描けるように練習します。

 パースやアイソメ図は一回描き方を理解すれば描けるようになるので(一枚仕上げるのに時間はかかりますが)、一度手を動かしてみましょう。


 ここで侮ってはいけないのが、仕上表家具図 です。木材の種類、塗装名など、知識の引出を増やしておく必要があります。単語帳を作って、覚えるようにしましょう。


着 彩

 そんなに難しくありません。テキストを見ながら、自分で描いた平面図等に練習をします。テキストではあまり濃く塗らないよう書いてありますが、多少のメリハリは必要です。

色のチョイス、メリハリの付け方は、過去問を解きながら身につければよいので、速く薄く全体的に塗るコツだけ身につけておけばこの段階では大丈夫です。



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